§ プロローグ(序章)
天界の門の内より老僧が出てくる。
色々なシーンが挿入される。
老層の目、仏塔の目、鳥の目、壊れた仏塔から天界の門
※回想か 又は、予見か
・天界の門‥‥‥‥アルチ・ゴンパ(ラダック)
§ 地と水の章
ラダックの乾いた大地を流れる河(インダス河)
仏像(池の中に横たわるヴィシュヌ神=仏陀)
※生命の芽生え
・ブッタニカンタ(ネパール・カトゥマンドゥ)
カシミールの緑豊かな水辺
*水面を流れて行く視線
*透き通った水、その中に静態する魚
*ハスの花(蓮花)、ハスの葉の上を転がる水
*ゴンパ(神の家)
*仏像に戯れる鳥
※純粋‥‥‥‥汚れ無き状態
§ 火の章
デュア(バターランプ)を置くシーンから始まる。
*魂の灯火(誕生)
僧侶(チニヤ・ラマ)の祈り
*命の炎を諭すかの様に、魂への語り。
凧のデザイン‥‥待ち受ける傷害、あるいは 誘惑か
少年僧(アントゥク)の旅立‥‥‥‥小さな門を潜る
*天界の門を出てきた老僧の生まれ変わり(転生)
*凧を背負う(人生の重荷か、業、あるいは欲か)
*少年僧と老僧が時間と空間を越えて見つめ合う
*鳥を放つ
§ 風の章
仏像を撫でる風‥‥‥‥衣のはためき
鳥の目、仏塔の目、烏の面を被った少年の目
タルチョー(経文の書かれた布)のはためき
*タルチョーに書かれた経文が、風に運ばれ、
社会へと広がり、また、天へと登って行く
双子の姉妹(アングモ)が宝貝を拾い、音を聞く
*祈りの声か、風が運ぶ経文か、
*なかなか聞こえないが、最後には気づく
木に引っかかった凧
少年僧(アントゥク)‥‥‥‥凧上げ
少年僧(カラスの面)‥‥‥‥鳥を放つ
§ 空の章
マンダラの宇宙
*仏塔の目
*天界の門の前で、老僧が印を結ぶ
・印‥‥指を組み合わせ、悟りや誓願を表す
*雲の流れ、時の流れ
*僧侶の祈り、僧侶達の祈りの合唱、人々の祈り
*仏塔、デュア、仏画、マンダラ
火の祭典
*タイの火祭り
*魂‥‥‥‥天界へと向かう魂の行列か
*六道輪廻の審判か
火の階段
*鏡の凧を背負った少年僧がデュアの置かれた
階段を登って行く
*天上界への上昇か
*仏塔の目
・スワイヤンブナート(ネパール)
§ エピローグ(終章)
ルンビニ(釈迦生誕の地)
*太陽
*菩提樹‥‥‥マヤ夫人がこの木にもたれ掛かったところ、
右手の脇腹から釈迦が生まれたと伝えられる。
その後、釈迦はインドのブッタガヤの地で、
菩提樹の下で悟りを開き、仏陀と成ったと
伝えられる。
*菩提‥‥‥‥悟りの境地、死後の幸福
天界の門
*少年僧が天界の門へと辿り着く
*最初、天界の門より現れた老僧へと変わる
*老僧は、再び天界の門を潜り、扉を閉ざす
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