チョン・ユジン
鄭 柚鎮
『平和を別の言葉で表現すると「共生」になるでしょう。「共生」とは、文字通り「共に生きる」ことであり、すべての人々が平等で尊重し合い主体となる価値を認め合うことであると私は思います。』
映画のなかのインタビュー一部
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【 鄭 柚鎮 チョン・ユジン / Profile 】
1969年ソウル生まれ。
駐韓米軍犯罪根絶運動本部事務局・前事務局長。現在は運動本部内にある平和教育委員会の委員長。
(運動本部は駐韓米軍による様々な犯罪と弊害を調査し、その根絶のための活動や、不平等な韓米行政協定改正に向けての運動を展開している各界各層の団体で構成された韓国の運動団体である。この運動が始まってから米軍による犯罪が減少した)
'87年、セジョン大学に入学するが、'90年、学生運動を理由に退学させられる。'91年から基地村に居を移し、米軍による最も深刻な被害者である基地村の女性たちやアメラジアンの人権保護のため、現場の支援団体トゥレバンで活躍。
'93年、米軍人による残虐な女性殺人事件がきっかけとなり、宗教・人権・労働・市民・学生等角界各層の24団体が参加して結成された「駐韓米軍犯罪根絶運動本部」のスタッフとして働く。'97年より同組織の事務局長を務める。
韓国の米軍基地被害を訴えるため沖縄、アメリカ、オランダ、ハーグの国際会議などに参加、軍隊のない平和な世界を目指して活動を続けている。
'99年、沖縄に留学、沖縄大学で勉強しながら沖縄の平和運動を学んだ。2001年には同組織内にある平和教育委員会の委員長に就任し、秋からは(1月末までの予定)平和教育の研究でアメリカに留学。
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